福島県内の小学校や公園などで10月からの稼働を予定していた放射線測定システム約600台が機能していないことが18日に報道されました。文科省はあらためて業者を選ぶ予定とのことでした。
線量計600台契約解除 文科省「精度低い」、業者反論
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201111180480.html
文科省によるとした「アルファ通信」のオンライン線量計は測定精度が低く(性能試験では線量が実際より4割低く表示された)、測定結果の送信ができないなどのトラブルがあり納期が守られなかったということでした。
朝日新聞には、「アルファ通信」の社長は「納入が遅れたのは文科省から大幅な仕様変更を求められたため。訴訟も検討する」と述べてたことは書かれていますが、大幅な仕様変更の内容を報じていません。
そこで、以下のJ-CASTテレビウォッチの記事を読むとその内容がわかります。
文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計
http://www.j-cast.com/tv/2011/11/24114166.html?p=4
J-CASTテレビウォッチの記事にあるように、線量計の数値が低く出るよう仕様変更することを強硬に要求され、技術者を丸一日缶詰にされ、設置の仕事に影響が出てしまったというのが事実なら、ぜひ「アルファ通信」には記者会見を開いて真実を明らかにして頂きたいですね。
以下のPDF資料で、すでに480台までは設置が完了したというアルファ通信の放射線測定システムの仕様が見れます。画像は以下PDFより引用です。
▶放射線量測定公開システム(アルファ通信)[PDF]

このPDF資料を見て思い出したんですが、以前画像をご紹介した福島市役所内に設置されてる測定器と同じ物のようですね。福島市役所に設置されていたのは「安心生活S 自立分離型」で1セット 1,760,000円となっています。
「リアルタイム放射線測定システム」のほうは価格が書かれていませんが、安心生活Sに比べてもっともっと高そうに見えます。文科省は今年度第1次補正予算で600台分約8億6千万円を計上していましたが、競争入札の落札額はいくらだったのでしょうか…。

画像はtwitpicより
6月の時点で調整中の張り紙がされていましたが、張り紙をめくると毎時1.25マイクロシーベルトという表示になっていました。
(2011年11月27日 20:22|更新21:41)







