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【汚染】山形は独自基準を設定、横浜市は「すでに焼却灰を公園や宅地造成に使用している」、高知県内3市町「処理可能」など『ガレキや焼却灰の問題』について

細野剛志原発相は8月13日に、放射性物質に汚染された災害廃棄物については、「福島県を最終処分場にすべきではない」と最終処分は福島県外で行う考えを示しました。

そして8月14日(本日)には、高濃度の放射性物質を含む廃棄物が発生した市町村内に一時保管施設を設置する方針を示しました。一時保管してどうなるのでしょうか?その後、放射性物質を汚染の少ない地域に持っていって処分するのでしょうか?

以下、福島民友ニュースより引用します。

放射性廃棄物、発生市町村に一時保管

細野豪志原発事故担当相は13日、高濃度の放射性物質を含む災害廃棄物(がれき)や、土壌除染後の廃棄物など放射性廃棄物の一時保管施設について、廃棄物 が発生した市町村内に設置する方針を示した。廃棄物の移動を限定し、放射性物質の拡散を防ぐのが狙い。設置に当たっては国が全面的に責任を持ち支援する考 えで、市町村への財政支援についても言及した。
細野担当相は、県内に最終処分場を設置しない考えをあらためて示した上で、最終処分前の中間段階との意義を強調。一時保管施設は市町村ごとに設置し、県 や関係市町村に要請する意向を示した。施設周辺の住民や事業者の不安解消に向け、国による住民説明も行われる見通し。
(2011年8月14日 福島民友ニュース)

http://www.minyu-net.com/news/news/0814/news1.html

廃棄物の移動を限定し、放射性物質の拡散を防ぐのが狙い。」なのであれば、出来るだけ動かさないわけですよね?いったいどちらなのでしょうか。

山形県では、岩手・宮城両県からガレキを受け入れる方針を明らかにしましたが、その際の放射性物質に関して独自基準を設けることになったそうです。

その基準は、埋め立ての場合4000ベクレル・焼却処分の場合200ベクレルだそうで、国も8000ベクレルよりは良心的な基準になっております。もちろん4000ベクレルは高いと思いますが、国は今基準を10万ベクレルに変更しようとしています。

以下、読売新聞の記事を一部引用します。

【山形】岩手・宮城のがれき、埋め立てに独自基準

山形県は11日、岩手、宮城両県からのがれきについて、埋め立て処分する場合は、放射性セシウムが1キロ・グラムあたり4000ベクレル以下に限って受け入れる方針を明らかにした。環境省によると、独自基準を設けた自治体は本県が初めて。

同省も11日、両県のがれきを 県外に移動する際、焼却処分後の灰の状態での換算で、放射性セシウムが1キロ・グラムあたり8000ベクレル以下が望ましいとする方針を固め、都道府県に 伝えた。国の2倍にあたる厳しい基準を設けたことについて、県は「より強く、県民の安心安全を確保したい」としている。

県の方針では、県内に輸送前に、被災地の自治体ががれきの放射性物質検査を実施。放射性セシウムの濃度が、埋め立て処分の場合は1キロ・グラムあたり4000ベクレル以下、焼却処分の場合は200ベクレル以下に限って受け入れるとしている…[記事全文]

(2011年8月12日  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110812-OYT8T00358.htm

九州の処理施設へも環境省から、受け入れ許容量の確認の連絡が入っている所が多いのです。

九州全域で深刻な放射能汚染が発生する懸念、途方も無い危機に瀕している事は一目瞭然

そして、高知でも3市町でもが受け入れの用意があるそうです。そして、その施設の周りは農業地帯だそうです。

ただ、高知の場合も九州の場合も「放射性物質で汚染されていないもの」という条件を挙げている所が多く、そして、地域住民の理解を得てからの受け入れが基本のようです。しかし、北九州の業者は既に高濃度の放射性物質を含む焼却灰を受け入れて処理してしまっているので、安心はできませんね。

以下、高知新聞より一部引用します。

被災地がれき 高知県内3市町「処理可能」

東日本大震災で発生した大量のがれき処理が課題になる中、高知県内で高吾北広域町村事務組合など6事務組合と南国市、須崎市、高岡郡四万十町の3市町が受け入れの用意があることが、14日までの高知新聞社の調べで分かった…[記事全文]

2011年05月15日付朝刊 高知新聞

http://www.kochinews.co.jp/sinsai/110515sinsai02.htm

以上のような問題が、ガレキや汚泥の焼却灰に含まれる放射性物質によって引き起こされてします。「ガレキを埋め立てた場所に雨が降ったりしても大丈夫なのだろうか?」「その近くに住んでいるけど被爆しないのだろうか?」などは当然の疑問であり、不安でもあります。

そして焼却灰に関しては、「建築資材に使用されないか?」「農業用の肥料などに利用され、作物が汚染されてしまわないか?」などなど、考え出したらきりがないぐらいに問題・不安が山積みです。しかし、考えなければならない問題です。

しかし何と横浜市では、汚泥の焼却灰がすでに利用されているそうです。横浜市会議員の井上さくらさんがブログに書いていらっしゃいます。これは、止めることができないのでしょうか?

以下は、井上さくらのトキタマ日記より一部引用します。

公園や宅地造成にまで放射性物質入りの「改良土」

高濃度の放射性物質が検出され各地で問題になっている下水汚泥の焼却灰。
横浜でも、セメント原料としてのリサイクルが5月にストップして以来、約3ヶ月分1,300トンが貯蔵されたままになっています。
ただし、他と違うのは、これは全体の半分にすぎないという点。
南部汚泥センターで出た焼却灰は民間のセメント会社に引き取られていましたが、鶴見区にある北部汚泥センターの焼却灰は、これまでも公共工事用の埋め戻し材として使われており現在もそれは止まっていません。

民間は放射能汚染を心配して受け入れないのに、公共はどんどん使っている、それで良いのか?と、以前「横浜で起きている放射能モラルハザード」という記事で書きましたが、その後、実際にこの焼却灰入りの「改良土」を使っているのはどこの工事なのか、調べてみました。

毎月100カ所を超える工事に使い、拡散中

入手した工事一覧によると、5月分だけでも116カ所に及び、市内各地の水道、下水道工事に広く使われています。
さらに、工事場所の中には、公園や宅地造成というものも。
川崎市の公共工事名も多く出てきます。

「放射性物質が近所に埋められている事を周辺住民は全く知らないわけですよね」と、担当者に言いますと、「工事業者は知っているかもしれないが、住民までは知らなくても。埋めてしまう物だし、外には出ないし影響は無い。」と。

しかし、工事はまたいつか必要になり必ず掘り返される時が来ます。
また、地中でも地下水などへ流れ出る事が充分考えられます。

「改良土」に使われている横浜の焼却灰の汚染度は、もちろん、福島などの深刻な状態と比べればずっと低い物です。
とは言え、直近のデータでも、セシウム134とセシウム137の合計で5,909ベクレル/kgが焼却灰から、同じ日の「改良土」からは129ベクレル/kgが検出されています。(7/28採取分)
これは、国が示している流通させてよい基準「クリアランスレベル」100ベクレル/kgを相変わらず超えているのです。
所管の環境創造局では、国の考え方は「クリアランスレベル」を多少超えても良いと言っている、と言うのですが、私はそうした感覚こそ危険だと思います…[記事全文]

井上さくらのトキタマ日記 2011-08-07

http://d.hatena.ne.jp/sakuraline/20110807/1312700226

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